東日本大震災以降、「絆」を求めて、結婚する人が増え続けている。だが、何年も前から、離婚する人も増えている。そしていま、再婚する人まで増えていると言う。
男女が結ばれて、家庭を持ち、子どもを作ることは好ましい。日本経済にとっても、望むべきことである。だが、どこか違和感が残る。
安易な結婚、安易な離婚、安易な再婚。そんな思いが頭をよぎる。軽いノリで結婚するから、簡単に別れることができるのでは? 簡単に別れることができるから、また再婚するのでは?
「一生添い遂げろ」などと言う気はないが、理想として持っていなければいけない考え方ではないか。本気で愛し、愛されてこその結婚ではないか。
「絆」結婚もそうだが、愛というよりも、心のどこかに「淋しいから」という気持ちはないだろうか。淋しさを紛らわすために、相手を探してはいないか。
夫婦・カップル間の問題・事件を見ていると、本当に愛情で結ばれたのか、と疑ってしまうことが多い。どちらかの連れ子を相手が虐待する事件の多さを見ると、そこに愛があるとは思えない。安易な再婚ではないかと思う。
このように、疑問のある結婚・離婚・再婚ではあるが、ビジネス界としては、チャンスだと捉えている。震災以降、地味婚の流れが派手婚に戻り、結婚ビジネスが盛り返している。
商売になるとも思えなかった離婚までもが、新たなビジネスチャンスとなっている。2人で再出発を決意する「離婚式」なるイベントが流行りつつあり、「離婚式プランナー」という検定試験まで行われている。
暗い別れより、明るい別れの方が良いかもしれないが、この軽さが離婚を助長してはいないだろうか。
そして、従来ならば、籍を入れるだけというイメージの再婚までもが、派手婚になっている。年代的にアラフォーが多いようだが、一度目の結婚が地味婚だったので、今度はきちんとやりたいと思う人が多いと言う。二度目だから静かに、という考えはないようだ。
結婚・再婚が多くなるほど、住宅・家具インテリア・生活雑貨などの業界は活況を呈す。離婚によって、リサイクルショップに商品が増えるので、活気が出ていると言う。日本経済にとっては、良いことなのかもしれない。
だが、これで良いのか。理想の結婚ができるように導くことの方が重要なのではないか。社会全体の考え方を変えなければならない。
男女が結ばれて、家庭を持ち、子どもを作ることは好ましい。日本経済にとっても、望むべきことである。だが、どこか違和感が残る。
安易な結婚、安易な離婚、安易な再婚。そんな思いが頭をよぎる。軽いノリで結婚するから、簡単に別れることができるのでは? 簡単に別れることができるから、また再婚するのでは?
「一生添い遂げろ」などと言う気はないが、理想として持っていなければいけない考え方ではないか。本気で愛し、愛されてこその結婚ではないか。
「絆」結婚もそうだが、愛というよりも、心のどこかに「淋しいから」という気持ちはないだろうか。淋しさを紛らわすために、相手を探してはいないか。
夫婦・カップル間の問題・事件を見ていると、本当に愛情で結ばれたのか、と疑ってしまうことが多い。どちらかの連れ子を相手が虐待する事件の多さを見ると、そこに愛があるとは思えない。安易な再婚ではないかと思う。
このように、疑問のある結婚・離婚・再婚ではあるが、ビジネス界としては、チャンスだと捉えている。震災以降、地味婚の流れが派手婚に戻り、結婚ビジネスが盛り返している。
商売になるとも思えなかった離婚までもが、新たなビジネスチャンスとなっている。2人で再出発を決意する「離婚式」なるイベントが流行りつつあり、「離婚式プランナー」という検定試験まで行われている。
暗い別れより、明るい別れの方が良いかもしれないが、この軽さが離婚を助長してはいないだろうか。
そして、従来ならば、籍を入れるだけというイメージの再婚までもが、派手婚になっている。年代的にアラフォーが多いようだが、一度目の結婚が地味婚だったので、今度はきちんとやりたいと思う人が多いと言う。二度目だから静かに、という考えはないようだ。
結婚・再婚が多くなるほど、住宅・家具インテリア・生活雑貨などの業界は活況を呈す。離婚によって、リサイクルショップに商品が増えるので、活気が出ていると言う。日本経済にとっては、良いことなのかもしれない。
だが、これで良いのか。理想の結婚ができるように導くことの方が重要なのではないか。社会全体の考え方を変えなければならない。
■人気ランキングに参加しています。
1クリックをお願いします。