仕事をする時、女性は化粧をすべきなのか? これは非常にデリケートなテーマである。「女は化粧をしろ!」などと言うのは、明らかなセクハラである。化粧をしようがしまいが、個人の自由であり、他人が口出しすることではない。

だが、敢えて回答するなら、華のある職場と華のない職場では、雰囲気・明るさが違う。髪を振り乱した女性が、下を向いて黙々と仕事をしている職場と、化粧をして明るい笑顔で働く女性のいる職場では、“働く環境”としての快適さがまったく違ってくる。これはあくまで男性側からの視線だが。

美しい女性が職場にいれば、単純でスケベな男たちは、その女性に注目されたい思いから、仕事を頑張ってしまうだろう。

つき合いたい、という思いはなくても、“カッコいい”と思われたいのが、男の性である。奥さんや彼女がいても、その思いは変わらない。

そう考えると、会社の業績を上げるためにも、職場に美しい女性がいることは大きな意味を持つ。

「男って、ほんとバカね!」と言われるだろうが、男はバカなのである。そんなことで仕事を頑張るのだから、「可愛いものね」と済ませて欲しい。

……と、一般男性の意見を述べたところで、私個人の意見を。

仕事ができれば、化粧などどうでも良い。仕事仲間・仕事のパートナーとして、ともに力を合わせ、時には競い合う関係が築けているなら、見ためは気にしない。

仕事をバリバリこなし、充実していれば、すっぴんでも光り輝くものである。心の輝きが、顔に表れるものである。顔のつくりや化粧の問題ではない。

内面から滲み出る色気は、女の色気ではなく、人間としての色気である。そんな女性は尊敬するし、人間として惚れる。自分の職場にいて欲しいのは、そんな女性である。


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